【YZF-R1(14B)】RAPID BIKE と My TUNING BIKE (2)

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RAPID BIKE と My TUNING BIKEを装着後の実走で、ツインリンクもてぎへ。

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この目的は、もてロー(茂木選手権)JSB INTにエントリーしている塩川選手の車両にフィードバックすることです。

開発車両と塩川号の違い(エンジン仕様)は、

カム(バルブスプリング)とエアファンネルがKITとSTD。

ヘッド面研量。

バルブタイミング。

ポート加工。

おおよそ上記が違います。

開発車を入手した時に塩川選手が走らせた感想は、「速い。」と。そこで、

開発車のMAPを塩川号へ入れた所、「モッサリ。」して合わないことが分かりました。

開発車の燃調をベンチで調べました。

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少々濃いめになっていたようです。

下のグラフがAFです。

そして、Rapid bikeとMy tuning bikeを装着しAFを13.2に設定し自動補正かけます。

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味付けしたい部分は、ピンポイントで手打ちします。

この状態で実走するとAFを自動補正し13.2へ近づけていきます。

補正後、ピックアップが良くなり回転の上昇が早くなりました。

塩川号は、入手不可能なKITパーツを使わず、現在入手可能なパーツで参戦することにしました。

開発車はもう一度走らせたあとT.T.MOTO spec.に組み立て直し、カム(バルブスプリング)とエアファンネルをSTDに戻し、面研量とバルブタイミング、燃調の見直しで調整します。

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今回のテストでBSの新タイヤ、R11を投入。

T.T.MOTOにはST600ライダーもいます。BSタイヤの使い方も「理解しなくちゃ。」

ってことで。

ですが、評価できるスピードで走れないので感想は大分先になると思います。。

燃調が補正されたら速くなってアクセル開けられなくなったし。。。

 

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【 RAPID BIKE 】 YZF-R1(14B) 初めに。

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この車両は前回のエンジンOH(別ショップで実施)から2000㎞走行しているため、組み立て直し前提で購入しました。シビアコンディションで使用、かつKITパーツが組み込まれているためトラブルが起きる前に組み立て直しが必要です。
しかし、開発車両ですので現状確認のためベンチにかけます。
テストの前にオイル交換のみしました。使用するオイルは各パーツの消耗によるクリアランスの増加を考慮して1~2ランク固いオイルを使用します。
ブローさせないことを優先させます。
 
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JAM co.,ltd.
 新社屋 川口市江戸1-8-9 社長室にて一度目のテスト。
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排気温度も計測しました。
 
その後に「RAPID BIKE RACING」を装着しての二度目のテスト。
YMS(YEC FI Matching system)のMAPは今まで走行していたまま
。RAPID BIKEのMAPをYZF-R1(14B)で。
 
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三度目はYMSを全て「ゼロMAP」に、RAPID BIKEはYZF-R1(14B)で。
四度目は、いよいよ「My TUNING BIKE」を各気筒に取り付けて。
 
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テスト中の様子はゲストエリアから見ることができます。
 
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テストスケジュールを終えました。デバイスを整理、設置したらこの状態で茂木を実走テストします。
 
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上から、馬力、トルク、A/Fです。
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馬力の「〇」の中は、ファンネルが切り替わるタイミングの変化です。
谷が無くなっているのがRAPID BAIKEを装着後です。
 

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【 YZF-R1(14B) 】 RAPID BIKE と My TUNING BIKE

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開発車両で試したいことは、4気筒の各気筒毎の燃調を合わせる事です。
T.T.MOTO spec.の組み立て方は設計通りの数字(Spec.)が出るように組み立て直し、アクセルの開け始めから気持ちよく回転が上がり、ライダーのコントロールし易いエンジンになります。
工業製品ゆえのパーツのバラツキは避けられないのですが交差が少なくするように組み合わせることでバランスを揃えます。
物理的バランスが取れても各気筒の燃焼状態まで、今までは管理していませんでした。
「RAPID  BIKE 」のディーラーになり、「RAPID BIKE RACING 」と燃調を自動補正する「 My TUNING BIKE 」を各気筒に取り付けました。
これで実走し更に「スィート」→「sweet」なエンジンに仕上げていきます。

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【YZF-R1(14B)】 冬季テスト@ツインリンクもてぎ

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2017年に入手した開発車両と塩川号の違いの一つに姿勢が有ります。
今回は前後の車高を上げます。
ベストタイム更新が目的ではないのですがタイムとライダーのコメントから評価します。
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1本目、9:55からの路面温度は6℃
2本目、13:40からのは21℃、日陰になるヘアピンから90度コーナーまでは一けた台。
ですが、新品タイヤに交換します。
この走行枠は、阿部恵斗選手(Team Norick)のGP2と一緒でした。
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共に新品タイヤで皮むきが終わった阿部選手が追い上げてくる様子は見応えがありました。

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【YZFR1-14B】 準備その2 排気温度

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排気温度センサーです。
これを、
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№3に取り付けました。
走行中は500℃~600℃でした。
エンジンの仕様を変え燃調を排気温度と照らし合わせてセットしていきます。
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【YZF-R1(14B)】準備その1 完成

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協力工場から車両を引き上げてきました。

M18P1.5のネジボスを各気筒に取り付けました。ここにセンサーを取り付け、数種類のデータを計測します。
4個の取り付け位置を可能な限り揃えました。

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次は茂木を実走して排気温度を計測予定です。

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【YZF-R1(14B)】開発車両

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開発車両です。これはTEAM MASSA-Rで、2014年鈴鹿8時間耐久を走った車両です。

2014年の8耐後にTEAM MASSA-Rを離れましたが、T.T.MOTOに戻って来ました。

エンジンは組み立て直され外装も変わっていますが8耐一年目に一緒に戦った車両です。

仕入れた理由は観賞用にするためではなく、現行のR1について行き、抜き、勝てる仕様にするためです。(※1)
車両のポテンシャルは現行車両に間違いなく及ばないものと分かっていますが、ライダーとメカニカル的な妄想を形にして詰めていけば勝負になると考えています。

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まずはここに、奮発してあれを装着します。

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【YZF-R1(14B)】 シェイクダウン @ 初もて北

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もてぎ北ショートコースでシェイクダウンです。

サラリーマンライダーが、9月23・24日のもてぎロードレースまで本コースを走れるのは16日(土)のみ。

その日を有効に使うためにもここを走ることを決めました。

一本目は2速固定。二本目は2~4速で走行し、45秒台で周回。
走行風が弱いのもあり水温が90度を超えるため、二本目はショートシフトで走行です。

高回転時の評価は16日に。


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【YZF-R1(14B)】 バルブタイミング

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T.T.MOTO spec.で組み立て直したエンジンを、STDカムで良いバルタイの数字を探します。

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【YZF-R1(14B)】 JSB仕様

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もてぎロードレース(インター)にエントリー中のYZF-R1(14B…一つ前のです。)のJSB仕様を制作中です。

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面研とポート加工はデータを取りながら進めます。

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写真の三本はシートカットに使う手作りステムシャフトです。EXの当たっていないシートは45度面には手を付けず修正します。

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写真はメタル合わせ中の物です。この作業はSST、STクラスの組み立て直しにも共通する作業です。

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