トップ>修理・メンテ>全日本ロードレースST600・茂木rd.
D;REX 豊田浩史選手の今年2度目になる、ST600へのスポット参戦です。レースの模様は
イケチの空冷ドカティでレースに出たい。
あらいのあそびば。
で。。ここでは作業について。
決勝前のテストでは4月の筑波rd.と同じ車体とエンジンを使用しました。
〇車体はフォークオイル交換、RサスO/H、ステム、スイングアーム、リンク回りを分解点検して部品交換やグリスアップを。
〇エンジンはヘッドのみを見直すことに。腰下は様々な作業が必要になることが想像されるため今回も、あえて見ないことに。。
ヘッドの見直す点は、シートとバルブの当たり幅。4月の筑波の時に比べて、時間と気をつかったポイントです。
この仕様でテストを走らせ59秒台に。
テスト内容は、タイヤ・サス・ブレーキ・オイルなどなど。全日本のテストを十二分に堪能できました。
テスト終了後、走行2時間のR6ベース車をTカーとして使わせていただけることになりました。
Tカーも腰下は手をつけずヘッドのみを調整することに決めてヘッドの点検。新車時のシートはこんな感じです。これを実戦仕様にチューンニングします。
内容は、シート幅修正・バルブタイミング調整・タペット調整などです。
手を入れる前のシート。
初めてこのエンジンを走らせたライダーの感想は 「スムーズ。」で、57秒!

多気筒エンジンではバランスと同調が大事。と改めて感じました。
茂木ラウンドではいろいろなテストができました。まだ速くなる要素を残しての結果ですので来年も楽しみです。
Tカーを提供してくださった、M様。本当にありがとうございました。

全ての作業終了後に、GP250を観戦するD;REXの面々。。
人気ブログランキングへ

最近のコメント